2022年4月1日に一般社団法人 日本ブルーフラッグ協会を設立しました。

ブルーフラッグとは、国際NGO FEE(国際環境教育基金)が実施するビーチ・マリーナ・観光用ボートを対象とした世界で最も歴史ある国際認証制度です。①水質、②環境教育と情報、③環境マネジメント、④安全性・サービスの4分野、30数項目の認証基準を達成すると取得でき、毎年の審査を通じて、ビーチやマリーナ等における持続可能な発展を目指しています。

国内においては、2016年に鎌倉市の由比ガ浜海水浴場と福井県高浜町の若狭和田ビーチがアジア初のブルーフラッグに認証され、2022年4月1日現在、5つの海岸が認証されています。

しかし、各自治体が抱える沿岸環境の課題は多様で、各地域では試行錯誤しながら毎年更新しています。また、ブルーフラッグ取得を目指して活動している地域も取得のためのノウハウやサポートを必要としています。

そこで、この度、国内のブルーフラッグの取得支援を専門に実施する一般社団法人 日本ブルーフラッグ協会を設立しました。当協会は、日本のブルーフラッグ認証機関である一般社団法人JARTAと連携し、ブルーフラッグの取得支援及び普及促進を通じて、日本の海の豊かさを守り、持続可能な社会の発展に寄与していきます。

2022年4月1日
一般社団法人 日本ブルーフラッグ協会
代表理事 片山清宏